ワクワクする海外旅行。慣れない空港でのやることは…、まずは「WiFiの受け取り」!
便利な時代になったもので、ネットで渡航国のWi-Fiルーターを予約さえしておけば、空港で出発前に受け取って出かけるだけなんです。「だけ」なのに、意外とこの「受け取り」を忘れてしまう場合が多いこと、ご存知でしょうか?いやいや忘れないでしょ!と思った方、この記事を絶対に忘れずに心にとめておいてください。Wi-Fiの受け取りは空港に着いたらまず初めに行うことがオススメです。
国際線に乗り慣れている人ならば、起こることが少ないミスかもしれません。特に気をつけて欲しいのは、初めて国際線に乗る場合や久しぶりに乗る場合です。慣れていないと国際線に乗る前はバタバタしがちです。そのバタバタがうっかりミスを生みます。もしくは下に述べるように、Wi-Fiの受け取り場所を把握していないこと・国際線に乗る流れを把握していないことがミスを生んでしまうのです。(大前提 → 時間に余裕を持って空港へ行きましょう!)
まず国際線に乗る流れを見て行きましょう。
1.チェックイン
2.手荷物検査・保安検査(セキュリティチェック)
3.出国審査
4.いざ飛行機へ搭乗
ここで気をつけて欲しいことがあります。「2. 手荷物検査・保安検査」&「3. 出国審査」以降へ進んでしまうともうWi-Fiの受け取りはできないということです!
チェックインでは搭乗券を発行してもらいます。自分が搭乗予定の航空会社のブースへ行きます。最近ではカウンターでチェックインする以外に、カウンター前にあるオートで搭乗券を発行してくれるマシンを使ったりします。預け荷物がある場合はいずれにしてもカウンターへ行く必要があります。預け荷物は航空会社によって個数と重さが決められています(ちなみにJALとANAは23kg2個まで)。この作業を終えれば自分も安心、航空会社側もこの人は飛行機に乗る準備をしているのだな、ということで安心してくれます。手荷物を預けて身軽になったら、フリータイム!となるわけです。もちろん、この後Wi-Fiを受け取りに行くことも可能です。大概の場合、Wi-Fi受け取り口は出発ロビーにあります(到着ロビーにある場合もあります)。
手荷物検査とは、機内に持ち込む荷物の検査をします。液体は決まった量しか持ち込めなかったりします。飲料入りペットボトルを没収されるのは、ここ手荷物検査です。パソコン、スマホ、時計やWi-Fiルーターなどの精密機械もチェックされます。また、刃物やガスボンベなどの危険物は持ち込めません。ハサミやカッターなどは引っかかる場合があるので、事前に預け荷物の中に入れておいた方がいいでしょう。自分自身も金属探知機ゲートをくぐらなければなりません。ひっかかりそうな時計やスマホやベルトなどは外しておきます。国によっては靴も脱ぐように促されることもあります。また、必ずボディーチェックされる空港もあります。
手荷物審査が終わると、出国審査へと流れて行きます。パスポートを渡すと顔写真を確認して出国印を押されます。ここは至って簡単、すぐに終わってこれで出国完了です。出国審査が終わってしまうと、もうこのゲートの手前には後戻りはできません。
出国審査が終わったら、搭乗時刻になるまでゆったり過ごせます。まずは自分の搭乗ゲートの位置を館内マップなどで確認しておくと良いでしょう。搭乗ロビーには飲食店やおみやげ屋さん、免税店などが並んでいて時間がつぶせます。個人的には1から3を早く終わらせて、ここでゆっくりするのが好きです。そして搭乗時刻がきたら遅れないように飛行機へ乗り込みます。
さてさて、重要なのでもう一度確認です。「手荷物検査・保安検査(セキュリティチェック)」&「出国審査」を通過するともう戻れないのです…。飛行機搭乗ゲート前でふ〜、と一息ついた時に気がついた!では時すでに遅し…、なんです。
空港に着いたらまずWi-Fiを受け取ってしまうパターンです。自分はすごく忘れっぽいなと思う人はこの順序をおすすめします。
1. Wi-Fiの受け取り
2. チェックイン
3. 手荷物検査(保安検査)
4. 出国審査
5. いざ飛行機へ搭乗
空港に着いたらまずWi-Fiを受け取ってしまうパ
まずは重たい荷物を預けてしまいたい人にはこのパターンをおすすめします。チェックインして荷物を預け身軽になったら、Wi-Fiの受け取りに向かいましょう。
1. チェックイン
2. Wi-Fiの受け取り
3. 手荷物検査(保安検査)
4. 出国審査
5. いざ飛行機へ搭乗
実際、私は初めて海外へ行くときに見事にWi-Fiの受け取りを忘れました。初めての海外であることに加え、一人旅でした。空港にはかなり余裕を持って3時間前に到着していましたがミスが起きました。なぜなら、私は上記で説明したような、国際線に搭乗するまでの流れを理解していませんでした。ステップ2以降に進むと戻れないことをわかっていなかったのです。しかも、そこまで進んでしまうともうWi-Fiのことをすっかり忘れていました。
私がWi-Fiの受け取り忘れに気がついたのは、出国手続きを終えてからのことでした。大慌てで出国手続きの近くにいた空港スタッフに必死に訴えましたが、もう戻れないの一点張り。成田空港は、出国手続きのブースの端のほうにオフィスがあります。どうしても諦められなかった私は、そこへ直接訴えに行ってみました。すると私が搭乗予定の某航空会社の地上スタッフの方が現れ、なんと代理で取りに行ってくれるという神対応をしてくれたのです。こんな素晴らしい対応をしてくれるのはこの会社だけかもしれません。もしくは今回だけかもしれません。非常に助かったのを覚えています。私の友人談ですが、その人は同じように出国してから受け取り忘れに気がついたそうですが、どう訴えても代理受け取りはしてくれなかったということです。毎回、私のようにラッキーなことが起こるとはかぎらないようなので、くれぐれもWi-Fiの受け取りは手荷物検査より前に行ってください。それでも忘れそう!という方は、事前に自宅に配送してもらうサービスを利用するといいかもしれません。
せっかくの海外旅行。スタートで躓かないようにするために、大事なポイントをおさらいします。
・保安検査(セキュリティチェック)、出国審査を終えるともう戻れない
・空港に着いたら何よりも先にWi-Fiを受け取ることがおすすめ
予約した海外Wi-Fi、忘れないでね!